2011年08月13日

静かな心地よい時間

現代美術館の展示「名和晃平―シンセシス―」を見てきました。

作者が36歳という若さに驚きました。

作品内容は現代芸術の中ではシンプルな方だと感じました。

説明がないとわからないものではなく、視覚的に訴えるものが中心なので見ていて心地よかったり不思議だったり楽しみました。

また見せ方にちょっとした仕掛けがあって、会場内にはキャプションがなく、1週目は何の情報もなしに見て周り、2週目は解説を読みながら見るよう指示があります。

その通りに実行してみると最初に自分なりに自由に感じ想像することができ、2週目で疑問点が解けたり納得することができてとても楽しいです。

本来芸術って先に自分で考えて本来の解釈と比べるのは当然のことなのだけど、ついつい億劫で何も考えずにそこにある解説を鵜呑みにしてしまいます。こんなに手取り足取り見方を教えてくれるとは親切で多くの人が理解しやすくなっているように思います。

こういった特徴があるため、展示内容についてはあんまり語れないのですが

最後にあった液体シリコンの気泡の生まれては消えてゆくポコポコを見ているのが心地よかったです。ずーっと見ていられるような静かで心地よい時間が流れていきます。



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Posted by ハルカナ at 21:25│Comments(0)展示
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